奈良ブロック例会
5月27日(木)、奈良ブロックの5月例会が21名の出席のもと、「ダイヤモンドシティ・アルル」で開催された。 今春4月に橿原市に開業した大型商業施設「ダイヤモンドシティ・アルル」を視察し、最新の大型商業施設の魅力を探った。 藤原宮跡など多くの歴史的遺産がある奈良県橿原市に、近畿最大級の郊外型ショッピングセンター(SC)が誕生した。 イオンの総合スーパーなど二つの核となる大型店と130の専門店街(モール)で構成する「ダイヤモンドシティ・アルル」だ。 上質・高感度をテーマに、衣料から雑貨まで幅広い商品を扱う生活提案型の新業態店を導入、男性狙いの専門店が集積した。 古都・奈良は観光資源に恵まれながら、百貨店などの大型商業施設が少なく、ちょっとおしゃれで高級な買い物は大阪に行くという地域。アルルは、イオンと三菱商事が折半出資するダイヤモンドシティが開発・運営を手掛ける17 カ所目のSC。京都、奈良、和歌山を縦断する国道24号と、県道35号に接した交通の便のよい場所に立地。 メーンの核テナントはイオンの総合スーパー「ジャスコ橿原店」。医薬、化粧、健康食品をまとめたヘルス・アンド・ビューティーケアや食品の売り場を地域最大規模で展開。 もう一方のサブ核テナントと位置付けるのが「LAS」と呼ばれる複合大型店。1階はアパレル大手、 ワールドの新業態「フラクサス」、2階は玩具・子供用品の「トイザらス」、3階は9スクリーン・約1600席のシネマ コンプレックス(複合映画館)で構成する。 集客力の向上と高い回遊性を実現するには「2核1モール」型SCが理想的との考えから、 個性的な専門店の集合体LASを構築した。 見学会終了後、場所をかえ懇親会を行った。前安藤武徳副会長は平成10年5月の第8回通常総会において理事に就任、 その2年後、平成12年5月から平成16年5月までの4年間を副会長として奈良ブロックをご担当いただき、 本ブロックの発展に尽力された。その功労を称え、坂本成彦副会長から表彰状が贈られ、 参加者の拍手のなか和やかな懇親会もお開きとなった。 |