ニュービジネスネットワーク委員会 第1回社内ベンチャー研究会
社内ベンチャー研究会は、社内ベンチャー事例及び社内ベンチャー経営者の 狙い・意図・背景を取り上げることにより、関西活性化のためのベンチャー人材育成の 糸口を模索するものである。ベンチャーのマーケティング戦略(商品開発・販路開拓)、 人材採用育成などの経営手法だけでなく、どのような志を持って新事業に望んでいるかの ベンチャーマインドについても焦点を当てて進める予定で、9月13日(月)(株)チクマ のアントレプレナー社内公募からビスポークテーラー事業(オーダースーツ事業の新しい スタイル)を立ち上げたマッセアトゥーラ代表の柳瀬博克氏を講師に迎え、28名が参加 してNBK事務局ビル会議室において第一回社内ベンチャー研究会を開催した。 今,使い捨ての時代から、モノを大切に使う事に興味を持つ若者が増えていることに注目し、 「お客様と対話をしながら、その人に相応しい、必要とされているスーツを作る事業の展開」 により、斜陽産業といわれるオーダー業界の中で行列ができる店となっている。「客の痒い ところを考えて不満をなくす。好きだからやって行ける。」と言うお話とともに印象に残った のは、社内ベンチャーで社長が決裁をした理由「お前が一番夢を語った。自分の思ったこと、 人の話聞かんと進める。はじめは反対もあるけれど、その内皆認めるだろう。その力をお前は 持っている。その力に賭けた。」と言う言葉である。活発な質問も多く、盛り上がりのある 研究会となった。