和歌山ブロックでは11月24日(水)、（株）島精機製作所会議室において、和歌山県商工労働部の担当者のご臨席を得て、32名の参加で11月例会を開催した。
　第1部は香港製品の対日輸出プロモーションの立案・実施に携わるとともに、香港・中国のビジネスに精通し、アジア経済の研究者としても活躍中である、香港貿易発展局の古田茂美大阪事務所長に「中華文化圏進出と羅針盤を探る」をテーマでご講演をお願いした。
　古田所長は「日本企業の中国市場への参入が活発化し、今や中国は日本にとって最大の輸出マーケットとなっているが、中国で本格的にビジネス展開を行う考えであれば、中国社会に対する十分な知識と覚悟が必要であり、華人経営や対中事業戦略、そして何より中華文化圏進出への羅針盤と操縦者が必要不可欠となってきた」と警鐘を鳴らされた。
　第2部の会員企業のプレゼンテーションでは、泉鋼管工事（株）、（株）小向商会、（株）サイバーリンクス、（株）モリモト及びワコウコンサルタント（株）の5社から会社概要やトピックス等のプレゼンテーションが行われた。
　第３部は（株）島精機製作所10階のレストランで恒例の懇親会が行われ、内畑理事の名司会で多数の会員からのスピーチや古田所長への質問で大変有意義な1日であった。