ニュービジネスネットワーク委員会 11月度企業探訪研究会
11月25日(木)9名が参加して、株式会社大林環境技術研究所の大林 久代表取締役(NBK理事)を講師に迎え、NBK事務局ビル4階会議室において「逆発想で生まれた杉・檜廃樹皮利用による環境保全型緑化工法」というテーマで講演会と交流会を開催した。日本の特産である杉・檜樹皮は堆肥化(腐敗)しないから土壌改良材にならないと、これまでは年間100万トンが焼却処分されてきた。この業界の常識に「腐らないから使えないのか?」と疑問を持ち、「腐らず、堆肥化しないのは天然の殺菌力・殺虫力がある証拠」と考え、真に環境にやさしいEソイル工法、大林式工法を開発された。具体的な開発例として屋上緑化や、はだしで体育授業の出来る芝生のグランド、ビオトープなどを紹介いただき、参加者からは是非導入を考えたいので後日の説明日程を段取りしたいなどと、活発な質問がとびかう講演会となった。なお、後半は交流懇親会をおこない、盛況の内に幕となった。