社内ベンチャー研究会は、社内ベンチャーの事例及び社内ベンチャー経営者の狙い・意図・背景を取り上げることにより、関西活性化のためのベンチャー人材育成の糸口を模索するものです。 第1回目の研究会は6月8日(木) NBK事務局ビルセミナールームにて、"JT"日本たばこ産業(株) 経営戦略部 イノベーション&インキュベーション担当の松島部長を講師としてお招きし、21名の参加により開催された。 同社はわが国を代表する企業として、現在、たばこ、食品、医薬の3事業を中核に事業を展開しているが、これら既存事業に加え、企業の持続的成長のために、イノベーション&インキュベーションセンターを発足させ、新たなドメインの可能性も探っている。 研究会では同社における社内ベンチャー的な取り組みをサポートする、このイノベーション&インキュベーションセンターについて解説をして頂いた。
社内ベンチャー制度の運用と活用については、多くの企業が課題を抱えている現状から、参加された新規事業担当者や社内ベンチャー制度の担当者からは、実際的な鋭い質問が相次いだ、また、JT社内における新規事業育成の苦労話などもお聞かせいただき、和やかな雰囲気の中にも、真剣さと熱気のある、大変内容の濃い研究会となった。
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