8月25日(金)、兵庫工業会の企画・実行による夏の「ビックイベント2006」を 共催実施し、多数のNBK会員及び関係者が参加した。
今年で第5回目となる夏の「ビッグイベント2006」では、神戸ベンチャー研究会、 神戸大学工学部塚本研究室による「イルミネこうべ」も参加応援いただいた。
内容は3部構成で、第1部では、シンポジウム「ニュービジネスを兵庫から」と題し、 ウェアラブルコンピューティングのプレゼンテーションを実施。第2部は、「脳科学 から新産業を創製する」と題して、脳科学の先端技術から脳年齢について幅広く、 東北大学加齢医学研究所脳機能開発研究分野教授の川島隆太氏が基調講演を行った。 第3部の懇談会の中では、一般的な懇親会ではなく、「イルミネこうべ」のファッション ショーを実施、演出することにより、本イベントがビッグな盛り上げをみせた。 第1部の シンポジウムはNBKと神戸ベンチャー研究会、神戸大学工学部塚本研究室が一緒 になり、ニュービジネスを兵庫から起こせないか、具体例とディスカッションを通じて これらの方向を探った。
近年、ベンチャービジネス誕生の期待と共に各種の支援制度も整備されてきたが、 さらに具体的な成果をより多く生み出すには、ニュービジネスの基盤となりうる独創性 のある技術開発や社会インフラ整備など、技術基盤、社会基盤が地域で形成され 提供されていくことも重要である。そのような観点から、まず、神戸大学工学部 塚本 研究室から、「ウェラブルコンピューティングの進歩」と題し、プレゼンテーションを行った。 また、パネルディスカッションでは、「ニュービジネスを兵庫から」と題し、コーディネー ターは藤川彰一氏(兵庫県立大学経営学部教授)、パネリストとして、吉岡 昭一郎氏 ( (財)ひょうご産業活性化センター・総括コーディネーター)、石黒周氏(国際レスキュー システム研究機構・理事)、寺田 努 氏(大阪大学サイバーメディアセンター講師)、松本 茂樹 氏((株)みなと銀行相生支店長)、小林宏至氏( (株)甲南チケット代表取締役・ NBK常任理事)にご出演いただいた。
最後に、兵庫県公営企業管理者の江木耕一氏に「新産業の立地を応援する拠点 地区」のプレゼンテーションを行い締めくくった。
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