社内ベンチャー研究会は、社内ベンチャーの事例及び社内ベンチャー 経営者の狙い・意図・背景を取り上げることにより、関西活性化のための ベンチャー人材育成の糸口を模索するものです。
平成18年度 第2回目の研究会は9月5日(火) NBK事務局ビルのセミナー ルームにて、23名の参加者により開催された。講師は本研究会にも毎回、 ご参加いただいております日本山村硝子(株)経営戦略本部の山田部長と 天川氏。山田部長は実際に同社で社内ベンチャー制度を立上げられ、その 制度による社内ベンチャー事例第1号が天川氏の「アド・アム」である。山田 部長には同社で社内ベンチャー制度を立ち上げるに至った背景や、制度運用 における苦労話を、天川氏には社内ベンチャー制度にエントリーした動機や ご苦労話、夢などを忌憚のないところでお話いただいた。
新会社はネットを活用した販売促進を専門に行う事業で、天川氏のこれまで のキャリアを存分に活かした展開が予想される。
社内ベンチャー制度の運用と活用については、多くの企業が課題を抱えている 現状から、今回は非常に身近なケーススタディとして参加者からの質問も多く、 実際的で鋭い質問が相次いだ。また天川氏の新事業に対しては好意的な意見 も多く、早くも成功の予感が感じられた。和やかな雰囲気の中にも、熱気に溢れた、 大変内容の濃い研究会となった。 今回、快く講師を引き受けて頂いた、日本山村硝子(株)の山田部長と天川氏には、 この場を借りて厚くお礼申し上げます。
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