9月13日(水)、28名の参加によりNBK会議室にて講演会を開催。
まず、前回のキックオフミーティング開催時に記入いただいたアンケート結果に ついて報告の後、新規参加者の自己紹介を行った。
その後、近畿の信用金庫では初の女性理事となられた京都信用中央金庫常務 理事平林幸子氏に「女性とマネー」をテーマにご講演いただいた。
女性管理職として、また家計を管理する生活者として多角的な視点でユーモア たっぷりにお話され、参加者はすっかり魅了された。
質疑応答では、参加者から様々な質問が出たが、それぞれに真剣に答えていた だき、懐の深さに改めて感じ入った。
次回は、12月12日(火)に講演会と忘年会を開催いたします。 女性の皆さん、是非ご参加ください。
(平林氏講演要旨)
昭和46年に京都中央信用金庫に入社したが、当時は女性が長く働く職場ではなく、 又、女性が昇進試験を受けるのもまれだった。色々なプロセスを経て、女性として 初めての課長となった。金融機関は保守的で、アクセサリーの数、髪のカラーの色 まで決まっている。お金を扱う仕事という事で、お金は命の次に大事なもの、と上司 に教えられたが、私は命の次に大事なのは愛情だと思う。
「女性とお金」というのは大変関わりが大きい。年金受給者対象に温泉旅行の案内 を出すと、1万人以上の申込みがあるが、参加者はほとんど女性で、全員で一晩400 万円位お土産を買っていく。経済をまわしているのは女性だとつくづく思う。 預金する際、期間というものがとても大事である。金利上昇期には預金期間は短期、 借り入れは長期にするべきである。お金を貯めるにも使うにも、うまくお金を回転させる ことが大事である。リスクの分散方法には「資産三分割法(不動産、株、現金)」がある。 経済、景気動向をしっかり見極めておくことが必要である。
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