9月度の月例会は福井県にある関西電力(株)の「原子力研修センター」の視察・ 見学を行った。当日は朝早い集合に関わらず30名以上の参加者が集まり、賑や かな視察会となった。
バスの中では関西電力(株)の社員より、原子力発電所がいかに世の電力供給に 貢献しているか、また、これからの環境問題を考えた時に、いかに必要不可欠な 存在かが説明された。また、数年前に同原子力施設が引き起こした不幸な事故に ついても、その原因や経過について正直に説明があった。
初めて見る実物と全く同規模・同仕様の原子力発電施設。その迫力に参加者一同、 圧倒されっぱなしであった。原子力が電力を生み出す仕組みや、燃料廃棄物の処理 等についても詳しい説明があり、施設職員の説明にメモを取る参加者もいた。
帰路、舞鶴港の「とれとれセンター」へ立ち寄った。熱心にお土産を物色する参加者 の姿が見られた。
終日、好天に恵まれ、心地よい秋の一日を、わが国のエネルギー政策の基盤である 原子力施設を視察、それら施設・装置を間近に見、触れて体感できたことは、非常に 有意義で、実り多かった。
多くの困難を乗り越え、わが国のエネルギー供給を支えるべく奮闘されている原子力 施設の職員の方々に頭が下がる思いであった。
また、今回の月例会開催にご尽力いただきました関西電力(株)様に、この場を借りて お礼申し上げます。有難うございました。
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