起業の鉄則研究会
「起業の鉄則」研究会とは、平成16年より小林塾長のもとに起業を志す者が集まり、小林塾長から起業のノウハウを学ぶ研究会として発足した。
12月度は12月9日(土)神戸大開通の「大開ビル」(甲南チケット本社会議室)にて、12名が参加し開催された。講師は前半を塾長の(株)甲南チケット小林社長が、後半を(株)市姫商事の武田社長が担当した。
「起業の成功はビジネスモデルの構築から」と題した、小林塾長の講義の要点は以下のようである。
・「起業の鉄則」研究会もスタートして3年目を迎えた。
・自分自身が昭和48年に起業し今に至る中で、商売にはノウハウ(コツ)のあることを発見してきた。
・30年間の商売の結果として、皆がやっているものの中でそれぞれにビジネスモデルを作ってきた。
・ビジネスプランからビジネスモデルに仕上げることで商売に繋がってゆく。
・ノウハウはビジネスモデルの根源である。→プランは必ずしもモデルにならない。
・高く買って、安く売ることを心がけ商売の哲学としてきた。
・内部管理はコンピューターシステムを構築し、キャッシュオンデリバリー、カンバン方式を採用した。
・人・物・金、すべて"0"から出発し、質素・倹約の積み重ねでやってきたが、目標は出来ることからの積み重ね、夢は大きく、人生ロマンを描いている。 と具体的な事例を交えつつ、塾長にふさわしい体験談の総括(中締め?)がなされた。
又、福井県坂井市から素晴しいレジュメを持参でお越しいただいた武田社長からは「第三の貨幣:ポイントマイレージについて」と題して、2006年度NBK大賞応募の"ポイントマイレージ集約化配分事業"についての説明がなされた。
これは、現在普及しているポイント制を投資財源として有効利用する事業である。説明に充分な時間が取れなかったため、この話は次回に持ち越されることとなった。
研究会後、年末でもあることから、隣接する「雄司」で忘年会が行われた。