滋賀ブロックの12月例会を大津プリンスホテルで開催した。 今回は2部構成の講話で1部が「県内インキュベーション事業の状況について」 と題して、(株)滋賀県産業支援プラザ新事業支援部長兼支援室長の西岡孝幸 氏に、2部が「2007年問題の現状と対策」と題して(株)シニアステーション 社長 の安田浩彦氏が話された。 第1部では、ビジネス・インキュベーション(BI)とは何か、BIの機能、必要性、 役割等概論説明のあと、具体的に「(株)滋賀県産業支援プラザ」の支援としての 地域戦略、つまり滋賀県の新産業創出効果を高めるための環境をどのように 創り出していくか「滋賀モデル」を説明。また第2部の「2007年問題の現状と対策」 のお話では、団塊の世代の意識等概略を説明いただいた。 セカンドライフを謳歌するためにはシニアならではのスキルを提供することで 働く喜びを発見できる。またベンチャー企業にとっては、シニアの支援を受け更なる 成長・発展が期待できる。この両者のシニア人材とベンチャー企業とのコラボレー ション及び滋賀県という地域を場とした産官学連携による起業育成のシステム、 官・学支援以降のポストインキュベーション機能による事業をおこなう「インキュ ベーション・サプライマネジメント構想」を日本で初めて「オプテックスにおの浜 ビル」で実践している。その運営・管理をおこなっているのが(株)シニアステー ションである。
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