企業探訪研究会とは、関西の活力溢れる企業を訪問し、その活力の源泉・秘訣を探り、またはこれからの事業展開等をお伺いするという研究会です。
　平成18年度、第5回目の研究会は2月21日（水）、16名の参加を得て、門真市にある三洋電機工場跡地に開発された西日本最大級のタワーマンション群「サンマークスだいにち」及び跡地内に併設された「イオン大日ショッピングセンター」を現地視察・探訪した。
　三洋電機の中核工場として主に白物家電の生産を行なっていた工場跡地に開発された同マンション群は複数のタワーマンションからなるビッグプロジェクトである。今回の見学では完成したばかりのパビリオンでCGによる映像解説やモデルルームを見学した。最新の住宅設備機器や工夫を凝らした間取りは、まさにこれからのライフスタイルを先取りするものであった。
　今回は特別に建築現場にも案内して頂き、マンションの地下に潜り実物の免震・制震装置を見学することもできた。現場責任者による免震・制震装置の説明は非常に分かりやすく、その仕組みがよく理解できた。
　またジャスコの施設責任者による店舗開発の解説や、各施設・売場の説明は非常に新鮮で、最先端の小売業の実態がよく把握できた。また、交流会も同施設内のレストランで行い、参加者一同、懇親を深めた。
　建築中のマンションの地下に潜り、実物の免震・制震装置の構造を見学したり、賑やかな店舗を歩き回りながら各店舗の説明を受けたりと、非常に貴重な体験をした見学会であった。
　ご協力を頂いた三洋ホームズマンション事業本部の宮本副社長はじめ皆様、またお忙しい中、店舗解説をしていただいた「イオン大日ショッピングセンター」のスタッフの方には、この場を借りて厚くお礼申し上げます。