最近、「ホスピタリティ」という言葉は間口も奥行きも広くなっている。7月度のKWBN講演会は"ホテルにおけるホスピタリティ"について、数々の有名ホテルで要職を歴任され、現在ホテルグランヴィア京都　副総支配人としてご活躍されている増谷様にお話いただいた。
　『サービス向上のためには"2ポイントプラス"が大事だと考えている。接客する中で、担当業務以外のことを尋ねられたとき、自分自身の気持ちが揺れ動く。気持ちの半分は、「いやだな」「面倒だな」、残りの半分は「親切に接客しよう」「お役に立とう」。疲れてくると正直なところ「いやだな」「面倒だな」が勝ってしまい、つい表情に出たり、言葉が険しくなってしまう。そこで、「いやだな」「面倒だな」と思う気持ちを49％にして、「親切に接客しよう」「お役に立とう」の気持ちを49％に2ポイントプラスして、51％にしてみる。たった2ポイント気持ちをプラスすることにより、「親切に接客しよう」「お役に立とう」の気持ちが勝る。この「ホスピタリティの心」でもって勇気ある一歩を踏み出せば、必ずやその心は相手に伝わると思う。』など、わかりやすく、ユーモアを交えお話いただいた。
　ホテルの裏事情なども教えていただき、ホスピタリティについて考える大いなるヒントとなった。
　次回は、10月12日（金）18：00より、江崎グリコでメンズポッキー、ムースポッキーをはじめ、多くの新製品を開発され、現在、(財)社会経済生産性本部コンサルティング部主任経営コンサルタントの太田昌宏氏を講師にお迎えし、講演会「ヒット商品が面白いほど開発できる（仮）」を開催する。また、翌13日（土）、13：00より「グリコピア神戸」見学会も開催。
　女性の皆さん、是非ご参加下さい。