NBK月例会
平成19年9月20日、NBK月例会を日本経営士会近畿支部と合同で開催した。NBK会員19名、経営士会14名の計33名の参加者で、奈良交通(株)のバスを1台貸し切っての視察会であった。 朝、いつもとは違った場所の「大阪梅田プラザモータープール(茶屋町)」に集合であったが、遅れてくる人も無く定刻どおりの出発ができた。阪神高速、西名阪、東名阪道路を通って亀山ICを降り、鈴鹿市内の老舗「魚半楼(うおはんろう)」で昼食を取った。ここは盆梅が有名で、見頃の2~3月ごろには約二百鉢を玄関、廊下、大広間と陳列され、遠来の愛好かも多いと聞く。今回は9月であり、観梅とはいかなかったが、集められた多くの鉢植えの梅木を見て、日頃の手入れは大変なものだろうと感じた。 昼食後、本田技研工業(株)の鈴鹿製作所を訪れた。まず、2足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」の出迎えを受けた。身長130cm、全身でバランスを取る柔軟で早い動きに驚いた。歩行、旋回など連続性のある動きを、うまく身体重心を移動させて行うなど感心させられた。続いての工場見学では、27万坪もの広大な敷地に約9,000名の方が働いているとのことであったが、今回は乗用車「フィット」と「ストリーム」の製造ラインを見せていただいた。約400mの直線の見学コースは、ラインのすぐ横にあり迫力があった。ロボットが全部で1,120台(工場全体)動いており、ラインスピードが約50秒/100m、実際に見て「すごい」というのが実感であった。案内係の説明を熱心にメモする方もおられ、充実した視察会であった。 片道約2時間30分と少々長い行程であったが、参加者皆さんのご協力により定刻どおり大阪梅田に着き、解散した。 |