奈良ブロック例会
奈良ブロックでは、平成20年1月24日、奈良交通杉ヶ町ビル会議室において、新年例会を開催した。先ず、坂本副会長は、出席者に対し平素の円滑な活動協力に謝辞を申し上げるとともに、今後も活発な活動をしたい、また、改革検討会を控え皆様方のご意見をお伺いしたいと、挨拶した。
続いて、進藤常務理事から、改革検討会のこれまでの経緯と今後のスケジュールについて、説明し、意見交換を行った。その結果、(1)奈良の重要なテーマの一つである観光について、高齢者(企業OB人材)と連携するなどし、取組むべきである、(2)ニュービジネスの創出は、観光のパッケージが良い、(3)地域の特性を生かし活動している商工会議所と連携し、地域の活性化に取り組むべきだ、といった意見が述べられた。
講演会では、財団法人南都経済センター常務理事坂本安平氏から「奈良県経済の現状と見通し」と題し、奈良県下の大型小売店販売額や新築住宅着工件数などの経済指標は低調な動きにあり、先行きについても厳しい(2008年景気予測アンケート調査)。しかし、一方では、電子部品のマーケットの拡大や健康志向の医薬品が好調、プラスチックの新商品開発等明るい動きも見られと、示唆に富んだお話を聴講した。
交流会では出席者全員から、それぞれの事業の近況報告がなされ、和やかに情報交換を行った。