企業探訪ツアーとは、関西の活力溢れる企業を訪問し、その活力の源泉・秘訣を探り、またはこれからの事業展開等をお伺いするという主旨のもとに開催しているものです。
　平成20年、2月度の研究会は2月28日（木）、大川創業株式会社が事業主体である「ポップタウン住道」をオープン前に内覧会として探訪した。同社の大川社長には、昨年度までこの研究会のリーダーを務めて頂いた。
　当日は大川社長の主催される"ビッグ・リバー会"との合同企画ということで90名を越える参加者で説明会場はたちまち満員となった。冒頭、大川社長の語る新しい流通店舗のコンセプトは、斬新でこれまで聞いたことも無いようなものだった。スペインのオペラハウスをモチーフに、造作や意匠の細部にまで、大川社長のこだわりと思い入れが込められていた。
　施設見学では、5日後のオープンに備え、什器や商品を運び入れる多くの人達でごった返している中を掻い潜って歩いた。「ダイエー」や「赤ちゃん本舗」「ユニクロ」など、お馴染みのショップが多く、中でも「ユニクロ」はこれまで見たことも無いような広大な売場面積で、多くの商品が所狭しと並んでいた。
　36年ぶりのリニューアルに、近所の人も興味津々なのだろう、多くの人が遠巻きに店舗の概観を眺めていた。
　交流会にも約70名が参加し、同じポップタウン内別館にあるレストランで行なわれた。広いレストランをほとんど貸しきり状態にして、情報交換や名刺交換が行なわれていた。
　今後、更に今回のスケールを倍以上、上回る規模の店舗が新しく生まれ変わる予定で、最終的には実際にオペラを上演できるオペラハウスやホテルなども建築予定である。今後とも目が話せないプロジェクトである。