活動レポート

大阪ブロック 大坂上町台地研究会

 今年度の「歴史ウォーク」は5月25日(日)JR環状線桃谷周辺の「生野の桑津街道
・俊徳寺をたどって」歴史再発見の旅となった。
 当日は、小雨がちらほらぱらつきそうな曇り空の中で、40名を超える歴史好きの
参加者が集まり、非常に賑やかな道中であった。エリーユネスコ協会主催、NBK共催
のこの「歴史ウォーク」も今回が第9回目とあって毎年楽しみにしている固定ファンも多く、
歴史へのタイムスリップツアーとなった。
 今回は上町台地の東端の環状線桃谷駅から寺田町周辺の生野の歴史遺産を探索した。
 仁徳天皇陵が后の髪長姫のいた桑津を訪れるために歩いた古道やゆかりの神社。
日本最古の橋跡や巨大古墳。生野の名の起こりとなった寺。日本唯一の国の文化財の
お風呂屋さん。現在のコリアタウンに受けつがれた国際交流のルーツを体験できた。
 また西田孝司先生の解説付きで非常に興味深く改めて歴史的価値の高い地域である
と認識し、この地域が大阪の過去と現在への橋渡しをしていることを実感した。

ページTOPへ戻る