兵庫ブロックの例会を8月7日(木)、(株)ホロニックが経営するホテルセトレで開催した。 明石海峡大橋のそば、舞子海岸にある絶景の「コミュニティホテル」である。 特に夕日が 美しく恋人たちのデートコースにもなっている。 まず、最初にホテル内のツアーから始まった。不振になり閉鎖されたホテルを 購入し、 購入額以上の費用をかけてリフォームと増築をしている。 ウィングのように左右に広がって いる構造で、東に多目的に使えるパーティルームと 宿泊施設、西にガラスでできた今まで 見たこともないガラスのチャペルが増築されている。 ブルーの海と美しいブリッジを背景に 形容しがたいほどの透明感のある空間である。 このチャペルは2006年度のグッドデザイン 賞を受賞、ホテルも第21回神戸景観ポイント 賞を受賞している。 ツアーの後、同社の長田社長からホテルのコンセプトについてお話いただいた。 まず、 社名の「ホロニック」であるが、すべてのものは全体の構成要素でありながら、それ自体も 一つの全体であるという概念で、個と全体の有機的調和を意味する。社員一人ひとりの モチベーションが会社全体の発展の源泉であるとの思いから命名したとのことである。 そして、地元の人にとって「第2の我が家」であり、大切な方をもてなす「ゲストハウス」と なる コミュニティホテルを運営、「セトレ」をブランド化し年2回のペースで全国展開を行い、 早ければ2年後の株式上場の予定である。 神戸から生まれた新しいコンセプトのホテルが成長されていることに感銘を受けた。 長田社長に続いて、北京オリンピック代表選手を応援されておられる㈱シースカイの 岡 社長がナショナルトレーニングセンターから駆けつけられ、同社が開発した素晴らしい技術 について説明された。この技術は今後電池の性能向上に応用されることに なっている。 講演のあとは、夕日をバックにイルミネーションが点灯された明石海峡大橋を楽しみ ながら 屋外のデッキでイタリア料理に舌鼓を打った。大変おしゃれなホテルで会話もお酒も 進み、有意義な例会となった。
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