活動レポート

夏のビッグイベント2008

 8月29日(金)、ホテルオークラ神戸において、今年で7回目となる「夏のビックイベント
2008」を 兵庫工業会等との共催で実施し、多数のNBK会員及び関係者が参加した。
 内容は3部構成で、第1部ではシンポジウム~「あらたな連携による地域活性化を」~
等を開催。
 このシンポジウムでは、NBKが活動を続けている「田舎de起業研究会」の成果に先進
諸外国の事例も加えながら、地域活性化の新たな具体策を探った。
 ※「田舎de起業」とは、新しいDesign(計画)で、新たなEmployment(仕事・雇用)を地域
に生み 出そうという、研究会の意志を表している。
 はじめに、近畿経済産業局の原口朋明氏(産業部創業・経営支援課課長補佐)が『農商
工連携による地域活性化について』のプレゼンテーションを行った。
 地球環境保全と食糧問題は世界的な重要テーマであるが、日本の環境や食糧を育んで
きた 地域社会は、農業の衰退や食糧自給率低下が象徴しているように、自律的な活性化
が難しい 状況にある。そこで国は「農商工連携」施策を打ち出し、連携による打開を目指そう
としている。
 次に平野智照氏((株)田舎元気本舗村長)のコーディネートによる『環境・食糧問題と地域
活性化 への展望』と題したパネルディスカッションを行い、パネリストの橋本慎司氏(丹波市
有機農業研究会 副代表)、薦田裕氏(ヒガシマル醤油(株)取締役製造部長)、下田佳男氏
(志門コンサルティング代表) らが多様な視点で地域活性化への活動について、熱い思いを
語った。
 第2部は、政策研究大学院大学教授 橋本久義氏が「日本の中小企業は世界の宝」を
テーマに 基調講演を行った。
 第3部の懇親会では、NBK会長立野純三がお礼のあいさつで締めくくった。

0829 夏のビッグイベント
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