4月23日、滋賀ブロックではＮＥＣライティング株式会社の工場見学を開催した。
　同社は2000年（平成12年）に日本電気ホームエレクトロニクス株式会社からライティング事業を分社独立し、設立。
　液晶用バックライトから家庭・業務用照明器具まで製造。海外を含め4ヶ所の工場を操業している。
　今回訪問した滋賀第2工場は液晶用バックライト（冷陰極蛍光ランプ、以下CCFL）を製造、生産能力は月産3万本。
　家庭用蛍光灯で有名な「ホタルック」は同社製品である。
　まず初めに、滋賀ブロックの小林社長（オプテックス株式会社社長、ＮＢＫ副会長）より挨拶があり、その中で今年度のブロック活動の目的（環境とエネルギー）について触れられた。その後、同社総務部河内様より会社及び製品概要を説明していただき、光応用事業部製造部長の内田様の案内のもと工場見学を開始。見学ではガラス管に塗料を塗布するところから、水銀封入、電極装着、口金処理、 検査、出荷までの一連の流れを見ることができた。
　工場見学終了後、取締役工場長の土屋様にCCFL市場の動向について講演会を行っていただいた。CCFLを含めた液晶モジュールの今後の展開や市場予測について講演いただき、質疑応答を含め、現在の液晶メーカーの実情など非常に興味深い内容であった。
　見学会終了後、「やまりゅう」にて懇親会を実施。会員及び参加者の親睦を図った。