滋賀ブロックの6月度例会を琵琶湖ホテルで開催した。 今回は、NBK大賞への推薦企業を選出する『企業プレゼン会』と題して、ユニークな企業2社をお招きし、プレゼンしていただいた。 各社の講演前に、NBKで推進している動画販路開拓支援プラットフォーム事業について㈲Gyo Lighthouseの笠原社長よりご説明いただいた。この事業には当ブロック会員の㈱大林環境技術研究所が参加されており、好評を得ている。
まず1社目に株式会社アオヤマエコシステム 代表取締役社長の青山章様にプレゼンしていただいた。同社は、海外から物品を輸入する際に使用され産業廃棄物となる木質パレットを材料として、それらを炭化し、画期的な廃水処理材に加工してレンタル販売するビジネスモデルを構築している。こちらの商品は、金属類だけでなく、リンや色素まで除去できる非常に高機能なものであり、今後の販路開拓に期待がかかる。 2社目は、クサツパイオニアファーム 代表取締役の奥村次一様にプレゼンしていただいた。同社は、休耕田を借り受け、有機・無農薬栽培をしている。農業を法人化することにより、後継者不足や高齢化などのリスクを軽減し、栽培技術の確立や継承、後継者の育成を行えるようになった。また、販売先を生協・レストラン・WEB・青花食研㈱など幅広い販路開拓を行っており、今後も益々の発展が期待される企業である。 その後の懇親会では、和やかなムードの中、有意義な意見交換を行った。
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