７月２８日（火）～２９日（水）、就任３年目を迎える東国原知事の下、観光事業を中心にニュービジネス振興に積極的に取り組む宮崎県を訪問。新規会員や他ブロックからのゲストも迎え、１４名が参加した。
　１日目は綾町にある酒泉の杜（しゅせんのもり）を訪問。綾町は照葉樹林の町として、町おこしに成功された地域。同町内にある酒泉の杜では、雲海酒造という焼酎メーカーの工場をテーマパーク風に公開しておられる。施設内では焼酎が試飲できるなど、楽しく見学できる工夫が随所に。市内に戻ってきた後は、宮崎神宮を参拝。宮崎市と奈良県橿原市は、宮崎神宮と橿原神宮との縁で姉妹都市であることを学んだ。日が暮れてからは、地元の居酒屋に移動して交流会。現奈良ブロック代表坂本成彦（奈良交通㈱相談役）と、新代表の山本太治（㈱三輪そうめん山本代表取締役社長）の挨拶の後、宮崎名産の地鶏や地元の食材をふんだんに用いた料理に舌鼓を打った。
　２日目は宮崎県庁見学ツアーに参加。ガイドさんのコーディネートで、話題の東国原知事と面会！その後は、みやざき歴史文化館の訪問。昼食には宮崎名物の釜揚げうどんを賞味。午後からは九州ＮＢＫの取り計らいで、宮崎テクノリサーチパーク内の財団法人宮崎県産業支援財団を訪問し、県としての農業・産業振興への取り組みについて意見交換会を持った。その後は、隣接の「食品開発センター」 「工業技術センター」を見学。帰途は、新婚旅行のメッカ、青島でなぜか一同の良縁を祈願（！？）。全員無事帰途に着くことができた。
　真夏の暑い中、盛り沢山の２日間であったが、参加者の親睦を深めるとともに、宮崎県民の熱い進取の気性に触れることができた、充実の視察例会であった。