活動レポート

起業の鉄則研究会

 平成21年11月14日(土)15時から甲南アセット大開ビル別館5階会議室にて本年度第7回目の「起業の鉄則研究会(俗称:小林塾)」が開催された。 16名が参加し2名の講師を迎え「エコ」と「健康」をキーワードにした起業体験が語られ活発な研究会が行われた。
◆~ぶどうの環境循環型 地域活性化事業~ ーぶどうの農商工連携事業ー
 かーふカンパニー CEO: 松尾 悦子氏
加西の農業ブランドである「ぶどー」から生地を織り地域の活性化に役立たせるという農商工連携の発想からの活動を紹介。
加西市も後継者不足の例に漏れず、ぶどうが地域ブランドであるということも忘れ去られようとしていた。
花言葉である「信頼・思いやり」 ツルを伸ばし葉は繁り実を結ぶことから「発展・繁栄」の象徴でもある「ぶどう」を使い、事業を展開し、担い手としを育て、地域を活性化させる 
を事業のコンセプトとして活動を開始した。 まず休耕田の活用、後継者の育成という面から、地元の農高生と市を参加させ、生食用ぶどうの栽培のほかにワイン用のぶどうの栽培に着手、二次加工品として皮は染色し布・壁材に、枝?特に選定した枝は炭に、加工後の一般に産廃物される皮は豚や鶏の飼料として利用するなどの用途開発を行ってきた。これらは消費者に再び帰ってくることになり循環型流通社会を形成することとなる。
また、市の商店連合会と連携しエコじゃないエコバッグ「らっきゃバッグ=Luck YOU ARE BACK」を普及させ地域の活性化を果たしてきている。
問題点は強力業者、生産者や消費者との市全体としての連携活動への協力を得ていくことの理解を求めていくことにある。
◆ ~輝いて生きる人生を目指す~ ー健康美容倶楽部へのお誘いー 
 健康美容倶楽部 代表: 北本 良行
講師の起業体験も過去に何回か紹介されたが、今回は高齢化と長寿社会を迎え、この汚染された地球社会で如何に健康を保ち金銭的にも不安のない生活をおくる手段の一つとして「健康美容倶楽部」を立ち上げたこと、併せて志を一にする一万人会員獲得活動への呼びかけがなされた。
現在、環境にあふれる有害物質、栄養不足の食物等から栄養バランスの破壊、免疫力の低下などの防止を求め、巷にはサプリメントが大流行しているが、講師はここに注目し誰でも手安く手に入いる販売方法、MLM=マルチレベルマーケティングを利胆、健胃などに効用のあるウコン、特に醗酵ウコンを主成分とした「JHS・ウコン純正濃縮醗酵エキス」の取扱いにより健康美容倶楽部を立ち上げ、それにより一般に普及を図る活動を開始したことを発表、併せて会員登録の手続きなどについて話をされた。
終了後、近くの料理屋「雄司」においてまた゛話し足りなかったことなどについて、歓談の一時がもたれた。

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