滋賀ブロックでは12月7日に『滋賀ブロック12月例会』を琵琶湖ホテルで開催した。 今回は、NBK滋賀ブロック賞の表彰式と滋賀ブロックの年間テーマ「環境とエネルギー」についての講演会を行った。 まず初めにNBK大賞滋賀ブロック賞の表彰式を行い、滋賀ブロック代表の小林副会長より株式会社アオヤマエコシステム 代表取締役の青山章様に表彰状が手渡された。 続いて講演会では、大阪ガス株式会社の燃料電池システム部 PEFC開発チーム マネージャー 平井一裕様をお招きし、『燃料電池の現状と今後の動向』についてご講演いただいた。 近年、注目されている家庭用燃料電池コージェネレーションシステムのエネファームについて、発電原理から導入に至るまで幅広いお話を伺った。 内容として、エネファームは、発電時の熱を給湯等に使用するので非常に高効率(約80%)であること、太陽電池と組み合わせるとよりエネルギー削減効果が高い事、又燃料電池と考えるより「発電機能付き給湯器」と解釈するとわかりやすい、とのことであった。 また、現在開発中の固体酸化物形燃料電池についてのお話や自動車業界における開発状況なども聞け、参加者一同熱心に傾聴した。 その後の懇親会では、ブロック代表の小林副会長より挨拶の後、有意義な意見交換を行い盛会に終了した。
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