和歌山ブロックは12月9日(水)、(株)島精機製作所において例会及び交流会を開催し30名が参加した。
最初の講演は、テーマ「関西経済の活性化に向けて」で、経済産業省近畿産業局産業部次長 伊藤哲郎様より講演を聞かせて頂いた。
中小製造業の生産は、平成20年10月以降、輸出関連企業を中心に急速に減少したが、その後の回復の兆し状況について、又関西経済の状況も含み、狙うべき産業分野での今後の動向についてお話を聞かせて頂いた。
続いての講演は、テーマ「産業技術政策の課題と展望」で和歌山県商工観光労働部企業政策局局長 伊藤正雄様より講演を聞かせて頂いた。
人、物、金等の産業資本の域外流出を止め、企業誘致、販売促進等を強化し、域内獲得を増大する仕組みを作ること。そして売って売って売りまくるの達成に向けた政策を構築したいとのお話を聞かせて頂いた。
引き続き、場所を(株)島精機製作所工場へ移動し、三次元シュミレーションを駆使したデザインシステム見学のため、バーチャルサンプルにより最終商品のイメージを共有できる実演を女性社員より映像と実物を対比して説明を聞かせて頂いた。
交流会では、伊藤哲郎様より乾杯の挨拶を頂き、その中で中小企業研究センターのグッドカンパニー賞に会員の新中村化学工業(株)が選ばれ決定したとの披露があり、続いて中野ブロック代表より、NBK大賞和歌山ブロック賞受賞として(株)インテリックス 代表取締役木村明人様に、表彰状と記念品を渡す。
続いて、来賓の方々、会員の方々より事業のヒントを与えてくれる勉強になるスピーチを頂く。又、伊藤正雄様の講演内容につき、質疑応答が多々あり、盛り上がりのある例会あった。
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