活動レポート

兵庫ブロック例会

 兵庫ブロックは2月18日(木)17時から、サンパルビル7階ビジネスプラザひょうごホールにおいて「兵庫ブロック2月度例会」を開催した。参加者は21名であった。
 今回は、日本政策金融公庫 大阪支店 国民生活事業 近畿地区総括室長・近畿地区地域活性化室長の根岸広様に「小企業金融の現場からみた地域経済」と題して講演いただいた。
 要旨は次のとおり、
 まず、景気の動向、景気回復のシナリオを語っていただいた後、今後の懸念材料として①政策効果の息切れ、②雇用、所得環境の悪化、③デフレの進行を挙げ、日本経済の現状を説明。次に小企業の現状として、景況は持ち直しの動きが見られるが、いまだ低迷している状況であり、売上DI、採算DIもともに低い水準である。
 仙台、新宿、川崎、大阪、神戸の5都市の産業構造、人口構成、暮らしぶりの比較のあと、兵庫県は近畿一の第一次産業県であり、旅館の客室数も多く京都・大阪を上回る宿泊客を集めている。また、災害の対応力はどこにも負けないしもっと国際貢献でアピールして欲しい。
 講演終了後、同会場で会員間の情報交換など懇親を深めた。

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