平成22年7月16日~17日(1泊2日)、奈良・和歌山ブロック合同の例会が、(株)島精機製作所が白浜で運営するホテル「オーベルジュサウステラス」にて開催された。奈良ブロックから9名、和歌山ブロックから19名、合計28名が参加した。 奈良ブロック会員は観光バスにて近鉄奈良駅を出発し、途中、梅干し工房の見学を経て現地に到着した。
例会では和歌山ブロック会員 (株)島精機製作所 島正博社長の素晴らしいご講演をおききした。演題は「EVER ONWARD ~愛と気と創造でチャレンジする~ 」。 その人生は父を幼くして戦争で失い、空襲の焼け跡にバラック小屋を建てて生活保護を受けながら食いつなぐ極貧からの出発だった。 起業後も倒産危機や特許訴訟、労働争議、石油ショックなど数々の困難に見舞われながらも、努力、そして卓越した創造力で、同社をコンピューター制御横編み機で世界シェア・トップの優良企業に一代で育て上げた。 大企業の創業者であり、又、人一倍負けん気も強いのに、島社長は誰に対しても実に腰が低く親切である。そこには、相手のことを思いやって良くすれば、やがては自分に戻ってくることを指す社是のひとつ「give and given」の精神が象徴されている。
懇親会では豪華な料理、ワインをはじめ各種のお酒をいただきながら、両ブロック会員が交流しあった。 ホテルの部屋も素敵で、海に沈む夕陽は特に印象深いものであった。
2日目は奈良ブロック会員は観光に、和歌山ブロック会員はゴルフに、とそれぞれ分かれて活動した。
奈良ブロック会員は、観光バスで白浜を出発したのち串本大橋を渡り、田代漁港から漁船で養殖本マグロの生簀まで行き、約50センチのマグロに餌を与える体験をした。約150センチに成長したマリンブルー色の本マグロを目の前にし、参加者一同感動した。 その後、レストラン「水門(みなと)まつり」にて本まぐろ大トロ丼を食し、トルコ記念館と樫野崎灯台を見学した後、とれとれ市場に立ち寄り、無事奈良へ帰着。参加者全員が充実した2日間であったと喜んでいた。
一方、和歌山ブロック会員は、白浜ゴルフ倶楽部において、ダブルペリア方式でプレーした。
連日雨天続きの中、当日は晴天に恵まれ絶好のゴルフ日和(少し蒸し暑かったかな?)となり、好プレイ、珍プレイが続出した。 優勝の栄冠は島正博氏((株)島精機製作所社長)が勝ち取られた。準優勝は小池秀之氏((株)ケイオープラン社長)、3位は山下郁夫氏((株)ヤマヨテクスタイル社長)であった。
表彰式も和気あいあいとした雰囲気の中行われ、にぎやかな交流の場となった。 なお、この白浜ゴルフ倶楽部の理事長である(株)ヤマヨテクスタイルの山下社長には大変お世話になりました事をこの場を借りて改めて厚く御礼申し上げます。
最後に、島社長をはじめ、奈良ブロック、和歌山ブロックの会員の皆様お疲れ様でした。
|