京都ブロックでは、4月19日(火)に本年2回目の例会を行った。 今回は、これからのビジネススタイルとして注目されている『ソーシャルビジネス』の勉強会と、ブロックとしての初めての試みとして、ブロック会員の皆さんの人脈形成とビジネスチャンス拡大につなげるなど経営活動の一助となるように、京都の経済グループ『京都元気クラブ』(サービス業が中心の自発的な会)の皆さんとの交流会を行った。 勉強会は、講師に川本卓史先生(元京都文教学園学長補佐、学科長を歴任)お招きして『ソーシャルビジネスと還元できるビジネスについて』のテーマでお話をいただいた。 『ソーシャルビジネス』とは、町おこし・村おこし、少子高齢化、環境・貧困問題といった社会的課題をビジネスとして、事業性を確保しながら行う新しい形の事業活動のひとつである。従来のボランティア活動やチャリティー活動は無償による奉仕や喜捨を基本としているが、『ソーシャルビジネス』は有料のサービス提供活動による社会的課題の解決を目指すもので、現事業をソーシャルビジネス化することで事業拡大を図ることも可能になる。今回の講演では、この新しいビジネスの流れを、関西を中心にいくつかの具体的な事例(㈱カスタネットの社会貢献事業、㈱マイファームの体験農業事業など)を中心に判りやすくお話いただいた。 交流会は、NBK立野会長と長谷川常務理事が大阪から参加し、NBKの参加者 25名、京都元気クラブの参加者 24名と、多くの経営者のご参加をいただく中、自社紹介、名刺交換、情報交換など活発な交流が行われた。参加者からは、日ごろ交流できない業界の皆さんと意見交換ができ有意義であったと好評をいただく交換会となった。
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