NBK兵庫ブロックでは、兵庫県下団体の連携事業「夏のビッグイベント」に2004年から継続して参画している。 本年は8月23日(火)に、ホテルオークラ神戸において開催された。
プログラムは、第1部として各参加団体による分科会セミナーを同時並行で開催、 第2部が大和ハウス工業(株)代表取締役会長兼CEO 樋口武男氏による基調講演、第3部は兵庫県知事出席のもとで懇親会という構成で行われた。
NBKは、第1部において、兵庫工業会との共催、神戸ベンチャー研究会の運営協力のもと、シンポジウム「ソーシャルベンチャーの時代」を実施した。
最初に、近畿経済産業局産業部創業・経営支援課長 玉野直毅氏に「中小企業支援施策の動向について」ご説明いただいた。毎回、恒例として講演をお願いしご支援いただいている。
続いてクリエイティブ・ユニット代表、元・公立はこだて未来大学教授 鈴木克也氏により「ソーシャルベンチャーの理論と実践」と題した講演が行われ、地域・社会問題解決の新しい道としての新しいビジネスモデルの構築や、新しいマネジメントスタイルについてお話いただいた。
次のパネルディスカッションは、「社会起業家としての取り組み」をテーマに、NBK理事で神戸ベンチャー研究会代表世話人である松本茂樹氏がコーディネーターを務め、先ほど講演いただいた鈴木克也氏に加え、鈍渡喜一郎氏、井澤達文氏、小川彰彦氏、田沼光詞氏のパネリストにご登場いただき、それぞれの事業についてのプレゼンテーションと公開討論を行った。 このあと、場所を変えて第2部、第3部を開催。 第2部基調講演では大和ハウス工業 樋口武男会長に「夢を抱いてチャレンジする熱き心」をテーマにお話いただいた。一代で一兆円企業を築き上げた創業者 石橋信夫氏から学んだ実践的経営哲学を交えて、「あ・す・ふ・か・け・つ・の」をキーワードに新規事業にチャレンジし続けるグループのトップとしての経営観を熱く語っていただいた。 第3部の懇親会では、主催の4団体(兵庫工業会、ひょうご産業活性化センター、および兵庫県中小企業団体中央会の兵庫県下3団体に加えてNBK)が一堂に会し親睦を深めた。約260名が参集し、盛会であった。
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