滋賀ブロック(代表・小林徹NBK副会長)では、4月17日(火)に「(株)井之商 開発センターの見学及びスカイライトチューブの体験会」を開催、12名が参加しました。 見学先である井之商様は2005年度のNBK大賞ヒューマン商品開発部門賞を受賞された1975年創業の「町の電気店」です。 地元生活に密着した商売を続けておられましたが、お客様の「天気のよい昼間に電気をつけなくてもよくしたい」という言葉をきっかけに、太陽光照明に舵を切ることとされました。 オーストラリアのソーラーチューブ社との日本総代理店契約を結び、そこに自分たちの技術を積み重ね、2004年から本格的に事業を開始されました。
太陽光を利用した照明装置「スカイライトチューブ」は、屋根に特許技術のドーム型レンズ(一日中効率よく安定的に自然光をキャッチできる)を取り付け、特殊なアルミ製チューブ内をプリズム反射させながら光を運び、光の出口、つまり天井に特殊な散光カバーを設置、部屋のすみずみまで自然光を拡散させることが出来るというものです。 2007年からは産業用照明も手掛け、太陽光照明システムの導入を考えている大手企業からも引き合いが殺到しておられます。NBK表彰時の2005年度の売上高1300万円に対し、2012年の現在1億円を超すまでに成長されました。最近ではニュースステーションなど、マスコミにも多数取りあげられておられます。 見学・体験会の後は場所を移動し、フランス料理店「アペゼ」で美味なフランス料理を堪能しながら会員同士の交流を行い、楽しいひとときとなりました。
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