NBKでは、兵庫県下団体の連携事業「夏のビッグイベント」に2004年から継続して参画しています。本年は8月22日(水)に、ホテルオークラ神戸において開催されました。
プログラムは、第1部として各参加団体による分科会セミナーを同時並行で開催、第2部が中部大学教授の武田邦彦氏による基調講演、第3部は兵庫県知事出席のもとで懇親会という構成で行われました。 NBKは、第1部において、兵庫工業会との共催、神戸ベンチャー研究会の運営協力のもと、シンポジウム「女性が躍進するソーシャルベンチャー」を実施しました。
最初に、近畿経済産業局地域経済部・地域開発室室長補佐の今里浩一氏に「ソーシャルベンチャーの推進について」ご説明いただきました。
次に、株式会社チャイルドハートの木田聖子社長による「ソーシャルベンチャー『チャイルドハートの軌跡』~働く女性を応援する~」と題した講演が行われました。「子供の安心、安全と、保護者への情報開示」をキーワードに、時代が求める保育サロンをどう実現してこられたかについて、お話いただきました。 続いて、「女性が躍進するソーシャルベンチャー」をテーマに、パネルディスカッションを行いました。コーディネーターは、NBK理事で関西国際大学の准教授、神戸ベンチャー研究会代表世話人の松本茂樹氏、パネリストとして、越智美由紀氏、谷口理氏、木田聖子氏にご登場いただきました。 越智美由紀氏は、先日までアメリカ・ノースカロライナ大学に留学されて、日本の女性起業家に関する調査研究に参画しておられます。
谷口理氏は、女子高生の社会参画活動として数々の実績を重ねている松蔭高校の「ブルーアースプロジェクト」において、特別顧問・NPO代表として指導にあたっておられます。 このあと、場所を変えて第2部、第3部を開催いたしました。 第2部基調講演では講師の武田邦彦・中部大学教授より、「日本の再生は地方工業から・・・環境・エネルギーから考える」をテーマに、日本の再生には地域工業の興隆がもっとも大切であることを示していただきました。 第3部の懇親会では、主催の4団体(兵庫工業会、ひょうご産業活性化センター、および兵庫県中小企業団体中央会の兵庫県下3団体、NBK)のメンバー計2百余名が一堂に会し、親睦を深めました。
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