平成25年4月23日(火）、ニュービジネス振興研究会を國民會館(大阪市中央区)において開催いたしました。 参加者は27名。
　第一部で、ニュービジネス性のある新規事業に取り組んでおられる企業3社に事業内容をご紹介いただき、その後の第二部で、参加者の皆さんでグループ形式の意見交換を行いました。
　プレゼン企業と内容は下記のとおりです。
①「少子高齢化におけるブライダル業界の取組み」事業
　ワタベウェディング株式会社 特別顧問 渡部　泰男氏
　平成２４年度の人口動態総覧による推定資料で、日本の人口は、出生数と死亡数の増減数が２１万２千人減少すると予測され、人口が引き続き減少の一途を辿っています。また、結婚初婚年齢も平成２２年度では、夫30.5歳、妻28.8歳と年々晩婚化が進んでします。このような状況にあって、ブライダル業として、この時代をどのようにして乗り越えて行こうとしているかについてお話しいただきました。
②地域の活性化と収益向上を両立させる保育園システム構築事業
　株式会社チャイルドハート　代表取締役 木田　聖子氏
　「安心」「安全」「情報開示」を重視しながら、保育サービスに不可欠な、「顧客である母の視点」「社員である保育士の視点」そして「経営者の視点」を取り入れた保育サロン「チャイルドハート」を運営しています。 子供には画一的な集団生活ではなく、一人ひとりの個性を活かした教育を実践し、自分の子供を預けたくなる、自分の子供にさせてみたい、と、自分自身が望むようなサービスの提供を心がけています。
　「チャイルドハート」があることで、地域の人たちにも喜ばれ、お子様を預けられる保護者にも喜ばれ、お預かりするお子様にも喜ばれ、働く従業員にも喜ばれ、経済活動や教育活動の一翼を担うことができる事業を営んでいることを誇りにしています。
③環境負荷を低減し、持続可能な農業へ 株式会社 坂ノ途中 代表取締役 小野　邦彦氏
　「未来からの前借り、やめましょう」というメッセージを掲げ、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を通して、環境負荷の小さい農業の普及をはかっています。その他、東アフリカのウガンダにてゴマの有機栽培にも取り組んでいます。
　第4回京都文化ベンチャーコンペティション京都府知事賞最優秀賞受賞。 代表の小野は2012年には世界経済フォーラムよりglobal shapersに選出され、世界経済フォーラム東アジア会議にも招待されました。