平成25年6月21日(金)、滋賀ブロック6月例会を龍谷大学 瀬田キャンパスで開催しました。今回は、REC BIZ-NET(RECビジネスネットワーククラブ)と合同で、「環境ビジネスと大津市の地域産業振興」をテーマに2つの講演を行い、24名が参加しました。 まず、大津市産業観光部産業政策課 主幹の北﨑祐慈様より、「大津市施策情報のご紹介 ~環境ビジネスを考える」と題して、大津市の現状を踏まえ策定された「大津・草津地域の基本計画」をご説明いただきました。大津市は、『「環境」「医療・健康福祉」「IT」分野での新技術や新製品を生み出す研究所や研究開発機能を併設した事業所、いわゆる「マザーファクトリー」の立地促進と域内企業との事業高度化の促進を重点的に図る』ことを基本計画としており、集積を目指す環境産業に関わる中小企業の支援制度についてご紹介いただきました。
続いて、「水中プラズマ反応と光触媒反応を併用した排水処理技術の開発」と題して、龍谷大学理工学部環境ソリューション工学科 講師の浅野昌弘様より講演していただきました。現在、排水処理技術の主流である微生物による有機物分解作用を利用した手法では、超難分解性化学物質の除去が困難だと言われています。超難分解性化学物質分解の新たな対応策として期待される水中プラズマ反応と光触媒反応を併用した新たな排水処理技術について紹介していただきました。 講演会後、フランス料理のお店「シェ・ムートン」に移動し、REC BIZ-NETの参加者の皆様と情報交換を行い、有意義な交流の場となりました。
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