１２月１１日午後、兵庫ブロックの例会として、普段はめったに見せていただくことができない施設見学会を行いました。
　今回は、船舶用電子機器で世界大手の古野電気株式会社の本社と、東京ディズニーランドと同程度の１日あたり来場者数約7万人を集めている人気の施設、阪急西宮ガーデンズにお伺いして、さまざまな新規事業のへの取り組みや工夫、直面している課題にどう取り組んでおられるのかといったお話などをお聞きさせていただきました。
　古野電気では、会社案内ＤＶＤを観賞後、元常務取締役赤松様より、創業期から一貫して独自ブランドを守ってきたこと、自動車用だけでなく、地滑りなどの防災器具としてのＧＰＳの活用、強みを持つセンサー開発などについてご説明いただきました。その後、人事総務部次長武石様よりショールーム内で魚群探知機、航海機器、ＮＨＫ番組プロジェクトＸ番組制作秘話など説明を受けながら見学。普段は見ることや触ることができない機器ばかりで、参加者の方々の関心も高く、目が輝いていたのが印象的でした。課題としてはヒットにならなかった製品への反省や医療分野に対するチャレンジなどを続けることをあげられていました。
　阪急西宮ガーデンズでは、１階から４階までの各フロアーを、阪急西宮ガーデンズＳＣ管理事務所営業ご担当の玉置様にご案内いただきました。玉置様より各フローの特徴や、季節的な要素を取り込みながら、いかにして集客を図っていくのかといったアイデア、阪急西宮ガーデンズ独自の施設の特徴、旧西宮球場の跡に建った施設ならではの屋上にホームベース遺跡を置いている設計秘話などを、丁寧にご説明いただきました。
　その後、施設内４階にある鹿児島県特産品である黒豚料理で評判の「遊食豚彩いちにぃさん」にて、特徴あるそばつゆを活かした黒豚しゃぶしゃぶ鍋料理を楽しませていただきました。