9月度月例会
9月6日(水)、グランフロント大阪 ナレッジサロン プロジェクトルームにおいて、22名の参加のもと、月例会を開催いたしました。
第一部では、本年7月31日に施行された「地域未来投資促進法」について、近畿経済産業局地域経済部地域開発室長の田口一江氏よりご説明いただきました。
この施策は地域経済を牽引する事業者への支援施策であり、「ヒト(人材)」、「モノ(設備投資)、「規制緩和」、特許料、固定資産税等の減免など、たくさんのメリットがあります。当面、3年間で2,000社程度の支援を考えておられます。(今後、当協議会からもこの関連施策について随時ご連絡させていただきます。)
また、田口室長より、行政の賢い利用方法を教えていただくことができ、参加者の参考になりました。
第二部では、クラウドファンディングのプラットフォームmakuake(マクアケ)を運営されている、サイバーエージェントクラウドファンディング 関西支社長の菊地凌輔氏にご講演いただきました。
「クラウドファンディング」というと、「資金調達の手段」とまず思われるかもしれませんが、それだけでなく、新製品のテストマーケティングやプロモーションなどにも使うことができます。こういった「クラウドファンディング」の有効活用について、多くの事例を交えてお話しいただきました。
最近では、ソニーなどの大企業も新商品開発のためにクラウドファンディングを活用しているそうです。また、makuakeでの成功したプロジェクトを分析すると、プロジェクト公開から24時間以内に目標金額の約30%を達成しています。達成するためには、実は公開する前の準備が重要です。makuakeでは、SNSでの告知、チラシの作成、コンテンツの順番など、公開前にするべき準備についてのアドバイスを直接行ってくれるそうです。
参加者から好評を博し、「早速購入してみた」「事業に活用したいと考え、コンタクトを取った」との声もいただきました。
皆さんも新たなチャレンジ、新たなチャレンジの応援をしてみてはいかがですか。
makuake HP : https://www.makuake.com/
終了後、同会場にて懇親会を開催。講師の田口氏、菊地氏にもご参加いただき、活発な質疑応答が飛び交い、大変盛り上がりました。