活動レポート

和歌山ブロック例会

和歌山ブロックは3月22日(火)、県商工観光労働部から局長他2名、わかやま産業振興財団から事務局長を来賓に、又NBKから岡本常務理事、大賀事務局長に出席願い、総勢27名の参加を得て、㈱島精機製作所会議室にて例会を開催しました。
講師には和歌山県工業技術センター 山際秀誠氏 を迎え、『パイル担体を用いた廃水処理技術の開発』と題して、「汚泥減容化技術の概要」「実証実験」「他業種への展開」「その他の廃水処理技術」等について講義いただきました。
この開発は、地場産業・梅干し加工の作業過程での廃水を低コストで処理することの課題と、地場産業・パイル織編物の新規用途展開の課題を、地元公設試験研究機関との協働による成果であります。
また、このシステムは、イトミミズをアクリル繊維・パイル織物に住まわせる(?)ことにより、食物連鎖を活性化させ、余剰汚泥を削減するユニークなシステムであります。
今後、この開発は全国の化学系廃水、食品系廃水から下水道設備の浄化への展開に向け既に実証実験を開始した、とのこと大変興味のある講演会でありました。
事務局からは、大賀事務局長より、直近の活動報告、来る総会への積極参加、今後のNBK運営に係る協力・支援要請がなされました。
交流会は、会場の島精機製作所本社ビルレストランにて、県企業政策局長より現状報告、あらかじめ依頼した会員からの「創業来の会社の歴史」のスピーチ、岡本常務理事の飛入りスピーチの後、今年度をもってブロック代表を交代する中野副会長の挨拶および新ブロック会長となる山本副会長の挨拶があり、有意義かつ記念の例会となりました。 2.jpg1.jpg

ページTOPへ戻る