活動レポート

未来のチカラ育成委員会 出前講義「16歳からの起業塾」

未来のチカラ育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を10月14日(水)、神戸星城高校において実施いたしました。 「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。
昨年度から神戸星城高校で、特進Sコース1年生の生徒に年間6回の授業を通じて"起業家マインド""起業"についてお教えしています。
4時間目の今回は、夏休みの課題として提出された『ビジネスの種「不満」をみつけよう』シートを基に、ビジネスプランを作成するグループワークを実施。今回は、谷岡副会長はじめ、委員会メンバー5人が、経営者メンターとしてグループワークに参加し、現役の経営者が直接アドバイスするという当協議会の起業家教育プログラムの強みを最大限生かした授業となった。
◆『ビジネスの種 「不満」をみつけよう』シートから、ビジネスプランのアイデアを出そう
谷岡副会長より、①アイデアを批判しない、②質より量を意識する、③他のアイデアと組み合わせる 等の基本ルールの説明があり、委員会メンバーが各チームに1名ずつ参加し、会社名(グループ名)と社長(リーダー)を決めた後、各グループとも活発に議論が行い、次々とアイデア出しがされた。
以下はそのアイデアの一例
1)夏休みに図書館に行ったらいっぱいで利用できなかった→密を見える化→図書館の空き状況を知るアプリ
2)財布を忘れて、切符も自動販売機でも飲み物が買えなかった→切符をなくそう、切符レス
3)雨の日濡れた傘を持っての通行が不便→ 傘の悩みを解決する。
4)鍵を無くしてしまって家に入れなかった→スマートキー、忘れ防止アイテム
5)ギターの音がうるさい→音問題の解決
1時間(50分授業)では、時間が足りないほど議論は盛り上がり、授業終了後も、生徒同士が話し合う姿も見られた。
今回の授業では、生まれたアイデアを独立して置いておくのではなく、アイデアをさまざまな角度から関連付けまとめることで、新しいアイデアが生まれる可能性があるとして、第4回目の授業を終了した。第5回授業は、今回のブレスト内容を各グループごとにブラッシュアップ、取りまとめ、プレゼンを実施する。
今回メンターとして参加した委員会メンバーも、予想しなかった斬新のアイデアと、生徒の積極的な参加に驚かされる点が多々あり、刺激になったとの感想であった。
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