未来のチカラ育成委員会 出前講義「16歳からの起業塾」
未来のチカラ育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を11月25日(水)、神戸星城高校において実施いたしました。
「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。
今年度神戸星城高校において年間を通してで行っているプログラム。
今回は和歌山県の高野山で100年以上続くごま豆腐屋「角濱ごまとうふ総本舗」の4代目、角濱功治氏が「地域・人と共に歩む100年~変わらないために変わる~」をテーマに講演されました。
講演内容は以下のとおり。
□高野山という特殊な地域について
角濱総本舗のある高野山は山全体が金剛峯寺の境内である。つまり、高野山内にある全ての寺院をはじめ町全体が境内で、町の人口の1/3は僧侶であるという特殊な地域である。
□生業から商いへ
農業を営んでいた角濱家の先祖は、高野山金剛峰寺と一体化した荘園であったことから、お寺に作物を納めていたが、時代が変わり、作物を加工して納めるようになった。時代の変化の中で生じる問題や困りごとに対応していくことで、農業から食品加工製造業、飲食業と事業が変化していったが、高野山という地域を良くしたいという思いは変わらず持っている。
□大切にしていること
「自分の周りにアンテナをはる」「人様の困りごとを解決することが、結果としてビジネスチャンスに繋がる」「人との繋がりが大切、友達の大切さ」「何事にも自ら積極的に挑戦することで、新しい多くの刺激をもらえる」「如何に喜んでいただいたかの心」
自分の興味のあること、好きなことは周りの人にも知って欲しいし、好きになってもらいたい。誰かに喜んで欲しいという、誰かを思って行動した無駄は決してムダではない。
□高校生に向けて "夢"
子供の頃の夢は"料理人"になることだった。家業のごま豆腐製造業を継ぐことになって、料理人になるという夢は途絶えたかと思ったが、飲食業にも取り組むことでその夢に近づいた気がする。しかし、自分の夢は"料理人"になることだったのだろうか?本当の夢は、料理人になって、その料理を食べた人が笑顔で幸せな気分になってくれることだったのではないか。であれば、「夢を叶えるための形(手段)は変わっても叶えたいもの(笑顔)は変わらない」だから「変わらないために変わる」ことが大事である。
角濱氏の想いのこもった言葉一つ一つが生徒の心に響いたようで、終わった後、一部の生徒から「今日の講演はとてもためになりました」と声をかけていただきました。
「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。
今年度神戸星城高校において年間を通してで行っているプログラム。
今回は和歌山県の高野山で100年以上続くごま豆腐屋「角濱ごまとうふ総本舗」の4代目、角濱功治氏が「地域・人と共に歩む100年~変わらないために変わる~」をテーマに講演されました。
講演内容は以下のとおり。
□高野山という特殊な地域について
角濱総本舗のある高野山は山全体が金剛峯寺の境内である。つまり、高野山内にある全ての寺院をはじめ町全体が境内で、町の人口の1/3は僧侶であるという特殊な地域である。
□生業から商いへ
農業を営んでいた角濱家の先祖は、高野山金剛峰寺と一体化した荘園であったことから、お寺に作物を納めていたが、時代が変わり、作物を加工して納めるようになった。時代の変化の中で生じる問題や困りごとに対応していくことで、農業から食品加工製造業、飲食業と事業が変化していったが、高野山という地域を良くしたいという思いは変わらず持っている。
□大切にしていること
「自分の周りにアンテナをはる」「人様の困りごとを解決することが、結果としてビジネスチャンスに繋がる」「人との繋がりが大切、友達の大切さ」「何事にも自ら積極的に挑戦することで、新しい多くの刺激をもらえる」「如何に喜んでいただいたかの心」
自分の興味のあること、好きなことは周りの人にも知って欲しいし、好きになってもらいたい。誰かに喜んで欲しいという、誰かを思って行動した無駄は決してムダではない。
□高校生に向けて "夢"
子供の頃の夢は"料理人"になることだった。家業のごま豆腐製造業を継ぐことになって、料理人になるという夢は途絶えたかと思ったが、飲食業にも取り組むことでその夢に近づいた気がする。しかし、自分の夢は"料理人"になることだったのだろうか?本当の夢は、料理人になって、その料理を食べた人が笑顔で幸せな気分になってくれることだったのではないか。であれば、「夢を叶えるための形(手段)は変わっても叶えたいもの(笑顔)は変わらない」だから「変わらないために変わる」ことが大事である。
角濱氏の想いのこもった言葉一つ一つが生徒の心に響いたようで、終わった後、一部の生徒から「今日の講演はとてもためになりました」と声をかけていただきました。