活動レポート

未来のチカラ育成委員会 奈良工業高等専門学校「きららかセミナー」に協力

未来のチカラ育成委員会では12月14日(火)、奈良工業高等専門学校が地域におけるリーダーの育成支援のために2019年より実施している"きららかセミナー"に講師派遣協力を行いました。今回は今期の2時間目となります。 
"きららかセミナー"の本年度のテーマは、リーダーに求められる資質と意思決定の思考プロセスを学ぶ「リーダーシップと意思決定」です。
講演内容は下記のとおり。
1)【起業の実例】 1時間目のつづき
「社内で起業する」ユニクロが2001年に取組んだ野菜販売で大きな損失を出した、現GU社長の大失敗からの成功。失敗にも価値がある。

2)【マーケティングについて】
ユニクロとニューヨークのアーティストKAWS(カウズ)とのコラボTシャツの実例をあげ、機能的な価値(ニーズ)、情緒的な価値(用事)の違いに着眼点をおいて考えてみることがマーケティングにとって重要であり、価値は人の用事によって変わってくることを説明した後、グループワークで以下の戦略についてディスカッションを行った。
a)ディスカウントショップ1500円、プロショップ3000円で売っている同じサッカーボールを5000円で売る戦略。
b)Amazonに対抗する書店の戦略。
今回のワークには正解不正解はないが、顧客にとっての価値の違いに着眼することがポイントであるとの解説があり、ゼビオのサッカーボール販売、グリコのおまけ・自販機、ロイヤルブルーティーのワインボトル・桐の箱入りの高級茶、iPhoneの箱、いわた書店の1万円選書、台湾発の誠品書店等企業の付加価値の実例を紹介した。

最後に、グリコの江崎利一氏の名言「2×2=5」を紹介、普段の生活からあと少しの努力が出来るかできないかで、その後の結果は大きく変わる。君たちは間違いなく変化の時代、チャンスの時代にいる。日頃からプラス1のことができると将来への道が広がり成功が近づくことをお伝えしました。 1214.jpg
ページTOPへ戻る