２０２２年７月２６日(火)１５：４０よりラ・ヴェランダ（和歌山市）において、２７名の参加のもと、和歌山ブロック例会を開催いたしました。 当日は、和歌山県、和歌山市、和歌山産業振興財団からも多数ご参加いただきました。
講演会では、和歌山大学　副学長・工学博士　惠下隆氏より「和歌山大学の取り組み～アントレプレナーシップで和歌山を元気に」をテーマにお話しいただきました。 講演内容は下記のとおり。

◎和歌山の課題と和歌山大学の取り組み

1：日本の起業家へのアンケート結果によると
起業家が日本で起業が少ないと考える原因
①日本で起業が少ない原因は「失敗に対する危惧」（３７．６％）
※再チャレンジが難しい等が上げられる。
②「身近に起業家がいない」（１９．５％）
③学校教育（１５％）という回答が多い
※勇気ある行動への低い評価
④家庭教育（７．５％）
※安全・安定を求める親の思い等
⑤世間の風潮（６．０％）
※成功しても尊敬される程度が低い等
⑥その他（１４．３％）

Ⅱ：アントレレナーシップを中心とした人材教育を来年度から学長直属の新組織を発足させ地域企業・自治体に協力を得て地域イノベーションの創出を目指す。
学長直属の組織
人材イノベーション
① アントレプレナーシップ教育
② キャリア教育
③ リカレント
④ オープンゼン、オープンラボ
技術イノベーション
① 産業・官連携
② ニーズドリブン型研究支援

参加者からは、この講演会が大変勉強になった、次回も是非参加させてほしいとの意見を頂き、成功裏に終わりました。