活動レポート

未来のチカラ育成委員会 出前講義『16歳からの起業塾』

未来のチカラ育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を12月16日(金)、神戸星城高校において実施いたしました。 「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。 この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。 毎年神戸星城高校で、特進Sコース1年生の生徒に年間6回の授業を通じて"起業家マインド""起業"についてお教えしています。
講義内容は下記のとおり。

1)【夏休みの課題「論語とそろばん」感想文講評】
全員が課題本を読んで感想文を提出してくれた。 その中で、「志を持って、変化する時代に対応できるよう今自分に出来ることを一生懸命やっていく」 決意を述べてくれた2名の生徒を紹介した。
2)【マーケティングとは顧客にとっての価値、みんなにとっての価値を考えることである】
(4,5時間目でビジネスプランを作成したグループに分かれてグループワークを実施)
最初に今ブームになっている"焼き芋"を事例に、98円、120円、300円で売るためのキャッチコピーを考えて発表し た。次に、サッカーボールを事例に、ディスカウントショップで1500円、プロショップで3000円で売っている同じサ ッカーボールを5000円で売る方法を考えて発表した。各グループで活発なディスカッションが行われ、様々なプラ ンが発表された。
Ex)あなただけのサッカーボール(オリジナル)。
プロがサッカーを教えてくれる。
プロのアドバイスでシューズを選んでくれる。ゴールキーパー役の人形をつける。etc
講師は、人が商品を買うときには、人それぞれ様々な理由がある。 そして、人によって価値は変わる。消費者が求めている価値が何かを考えることがマーケティングであることを伝えた。
3)【グリコのおまけ商法と江崎利一氏のことば】
グリコはキャラメルにおまけをつけて販売し、それが爆発的に売れた。 これまでに開発されたおもちゃは約3万種類、約55億個と創意工夫の歴史がある。 そんなグリコの創業者である江崎利一氏の言葉「商売は2×2=5」を紹介し、「2×2が4なのは 当たり前のこと。常にプラス1をして5にする事を考える。小さなことかもしれないが、そのプラス1を貯金するように 少しずつ貯めて行って欲しい。普段の生活からそのプラス1が出来るかできないかで、その後の結果は大きく変わる。 「"志"をもって自分も周りの人も幸せになれる未来を作って欲しい」と伝えて本年度の授業を終了した。 IMG-0797.jpg
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