活動レポート

未来のチカラ育成委員会 出前講義「16歳からの起業塾」

未来のチカラ育成委員会では5月19日(金)、和歌山県立日高高等学校附属中学校において2年生を対象に「起業家教育プログラム~16歳からの起業塾」を実施しました。
御坊市で開催するのは初めてで、中学生を対象に講義するのは2回目となります。講義も力の入ったものとなりました。
内容は下記のとおり。

1)「変化はチャンス」 コロナ前は、この起業家教育プログラムにおいて 「もしドラえもんのどこでもドアが開発されたら、なくなる職業は?」と いう問いを受講生にした。 新型コロナウイルスの影響で、どこでもドアが開発されなくても無くなる企業や職業が現実として出てくる時代になった。 今までのあたりまえがあたりまでなくなる日が、もうやってきている。 今まであったものがなくなるということは、新しい「モノ」「サービス」が生まれるということであり、まさに"変化はチャンス"の時代なのである。

2)和歌山県出身の起業家 松下幸之助の「水道哲学」
「水道哲学」とは、パナソニック創業者・松下幸之助が提唱した経営哲学である。 水道の水のように安くてすぐに手に入るものは、生産量や供給量が豊富であるという考えから、 良い商品を大量に生産・供給することで価格を下げ、人々が水道の水のように容易に良い商品を手に入れられる 社会を目指すという考えのこと。
良いものを広める、ということは起業家として成功する重要なポイントである。

3)マーケティングについて
①1個98円の焼き芋を、120円、300円で売るにはどうすればいいか、グループワークを実施。
②ディスカウントショップで1500円、プロショップで3000円で売られているサッカーボールを、5000円で売る方法考えるグループワークを実施。
付加価値=「用事」が顧客の心を動かす。

4)江崎利一氏のことば
グリコの創業者である江崎利一氏の言葉「商売は2×2=5」を紹介し、 「2×2が4なのは 当たり前のこと。常にプラス1をして5にする事を考える。 小さなことかもしれないが、そのプラス1を貯金するように 少しずつ貯めて行って欲しい。 普段の生活からそのプラス1が出来るかできないかで、その後の結果は大きく変わる。 「"志"をもって自分も周りの人も幸せになれる未来を作って欲しい」と伝え授業を終了した。 授業終了後、生徒から積極的に質問があり、大変充実した内容となった。 IMG-3209.JPG
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