未来のチカラ育成委員会では、「出前講義『16歳からの起業塾』」を12月13日（水）、神戸星城高校において実施いたしました。
「人を幸せにしたい」「自分の夢を形にしたい」そのために「起業」を選択する若者は既に世界中にたくさんいます。 この授業は高校生にもわかりやすく、未来の「起業」に必要な考え方や発想方法をゲーム感覚でお伝えするものです。
今回は、ビジネスプラン作成の授業を行いました。
まず、11月22日に行われたビジネスプレゼンコンテスト「関西NBC B-hack」のお話をしました。 このコンテストではファイナリスト9組が甲乙つけ難い素晴らしいプランを発表しました。 その素晴らしいプランの中から優勝者を決定した重要なポイントは、「なぜこの商品やサービスが世の中に必要なのか」と いう点にあったこと、 そして、優勝したプランが他のプランと異なっていたのは、製品やサービスの背後にある学生らしい情熱や感情的な価値が プレゼンに深く盛り込まれていた点であったことをお伝えし、3時間目に行ったマーケティング機能的価値と情緒的価値 を再確認しました。そして、これから作成する自分たちのビジネスプランにおいても同様のアプローチを取り入れることを提案しました。
続いて、生徒たちがチームに分かれ、それぞれ社長、専務、秘書、社員といった役割を担い、 ビジネスプランの作成に取り組みました。 各チームには経営者である関西NBCの講師5名が相談役として参加し、プラン作成の進行を行いました。 今回の、限られた時間の中、チームで意見を出し合い、協力してビジネスプランを作り上げる体験は、 生徒たちが将来社会人として活動する上で、非常に重要なスキルとなったと考えます。
最後に、ビジネスプランが成功する確率は1000に一つという非常に低い確率であるため、 たくさんのアイデアを考え出し、それらを実行する重要性を伝え、終了しました。