活動レポート

和歌山ブロック例会

2024年7月3日(水)15:30~「ラ・ヴェランダ」(和歌山市) において、22名の参加のもと、和歌山ブロック例会を開催いたしました。
当日は、和歌山県、和歌山市、和歌山産業振興財団からも多数ご参加いただきました。
まず、一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 和歌山県支部長 モノデジタル株式会社 代表取締役 和田 正典 様の講演会を行いました。
その後、会員からの自己紹介を兼ねた会社現況等のスピーチがあり、有意義なひとときとなりました。
また、開催場所の 「ラ・ヴェランダ」も大変好評でした。
【講演内容】
・DXの必要性と今後の変化
平成の30年間、日本は経済成長が停滞し「失われた30年」と称されましたが、変化は無意識に進行しています。
・アプリケーションの急速な普及
2020年から2025年にかけて、アプリケーションのユーザー数は5億に達すると推計され、技術の進歩が加速しています。
収穫加速の法則とシンギュラリティ
レイ・カーツワイルが提唱する「収穫加速の法則」により、技術の進歩は指数関数的に加速しています。
ChatGPTは5日間で100万人のユーザーを達成しました。
・テクノロジーの進化
ソフトウェアはあらゆる産業を変革しており、NPUはAIタスクを効率的に実行します。
・日本の半導体産業の現状
日本の半導体市場シェアは1985年から2000年にかけて圧倒的でしたが、現在は10%以下に減少しています。
デジタル社会への移行が求められます。
・デジタル競争力
2023年の「世界デジタル競争力ランキング」で日本は64ヶ国中32位でした。デジタル競争力は「知見」「テクノロジー」「未来への準備」で評価されます。
・VUCAの時代
現代は変動性、不確実性、複雑性、曖昧性の高いVUCAの時代であり、これまでの常識が通じない時代です。
・人手不在とデジタル化
ポータブルスキルとして、問題発見力、計画力、実行力が重要です。口述試験は学生の知識とスキルを包括的に評価する方法として再評価されています。
・DXの目的
デジタル技術を活用することで、目的達成が容易になり、新しい体験が可能になります。
生成AIは敵ではなく、人間が主、テクノロジーが従という主従関係が重要です。
楽して、儲かる体質になり、その体質を維持し続ける。デジタルを活用すれば、楽に目的地へ行くことができ新しい体験ができますよ。

【参加者の感想】
・DXの必要性が具体的に示されており、日本がデジタル社会へ移行するための課題と方向性がよく理解できました。
・収穫加速の法則やNPUの説明から、技術進化の速さとその影響力を再認識しました。
今後の変化に備える重要性を感じます。
・日本の半導体産業の衰退とデジタル競争力の低下についての記述が印象的でした。
デジタル社会への迅速な移行が急務であると感じました。
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