女性会員の集いでは、2月27日(月)、17名の参加を得て香港貿易発展局
大阪事務所長のテレンス・トー氏を講師に、標記講演会を香港貿易発展局
会議室をお借りして開催した。なお、平素何かと御指導を戴いている近畿経済
産業局 小村暁美国際事業課長及び西山寿一課長補佐にもご臨席願った。
テレンス・トー氏は、1966年に香港の対外貿易促進を目的に設立された香港
貿易発展局の大阪事務所代表として昨年6月に就任され、主に中部、関西、
中国、四国地方における貿易促進活動の企画・立案・実施を行っておられる。
講演内容は次のとおり。
「日本人の中国市場に対する関心のレベルは高いが、理解のレベルは低い。
人口13億人の市場には莫大なビジネスチャンスとともに、莫大なリスクがある。
中国でビジネスを成功させるためには、好ましいビジネス環境、優れた物流
センター、豊富な中国とのビジネス経験をもつ香港を活用することが望ましい。
香港の優位性(法律制度、金融サービス、物流サービス、CEPA(経済貿易緊密
化協定)等)をうまく使えば、成功の可能性はぐんと上がる。香港貿易発展局は
中国ビジネス成功のための様々なお手伝い(展示会、貿易促進のイベント、
ビジネスマッチング等)を行っているので、是非活用してほしい。」
講演会終了後は、同会場で交流会を行い、参加者及び香港貿易発展局局員
の方々との交流を図り、大変有意義な時間となった。
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