10月13,14日の両日、福井県産業会館を主会場に、福井商工会議所の主管、後援は当協議会他23団体で北陸技術交流テクノフェアー2005が開催された。
北陸地域で産学官が一堂に会する最大級の技術交流の場として評価が高く、今年で16回目を迎えた。
今年のテーマは「北陸から始まる、未来を結ぶ技術と創造」。
今回の特徴は出展企業が大幅に増加したことが挙げられる。北陸3県の企業をはじめ、全国の大学や高等専門学校、研究機関など158社・機関・団体が幅広い分野の製品や技術の展示・実演などを行った。
2日目の特別講演会は鈴木修スズキ取締役会長(CEO)が「地方から世界へ」と題し、地方から世界を目指すグローバル戦略と、経営の中に浸透している現場・現物・現実の"三現主義"からみた技術交流のあり方について、企業経営者の立場から講演された。
また、昨年に引き続き同時開催された「苦情・クレーム解決博覧会」(福井商工会議所主催)に注目が集まった。苦情・クレームからのモノづくりを目指してネット上で展開される同博覧会には、今年も全国から前向きな苦情が多数寄せられた。この博覧会では苦情をヒントとして新たに作られた製品のほか、苦情を解決している既存製品・サービスなども展示され大勢の見学者で賑わった。
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