和歌山ブロックでは12月5日(月)、(株)島精機製作所会議室において、和歌山県産業支援課長　増谷行紀氏他のご臨席を得、29名の参加で講演会等を開催した。
　第1部は追手門学院大学客員教授、関西ベンチャー学会副会長で、ベンチャー企業の支援・経営に携わってこられた大野長八氏に「新時代の人材育成」のテーマでご講演を戴いた。
　大野講師は「21世紀の国際化時代には国際水準の経営、即ち個人の尊重、公正・公平な経営、個人の業績評価・能力開発制度及び健全なモラルの育成が必要である。そのため、急務な課題として、健全な企業家精神「アントレプレナー」の普及とリーダー育成、強靭で有能な企業人の育成が大事である」と強調された。
　第2部では会員企業の三木理研工業(株)中川和城専務取締役より「着色排水脱色処理システム」についての開発経過・背景、技術の概要・特徴及び処理効果のプレゼンテーションをされた。
　第3部の(株)島精機製作所10Ｆレストランでの懇親会では、(株)紀陽銀行片山博臣頭取他3名のスピーチもあり大変盛り上がりのある交流の場となった。