3月9日、兵庫ブロックではシスメックス株式会社のテクノパーク見学会を開催。
テクノパークは神戸市西区の神戸市営地下鉄西神中央駅の北東に位置し、敷地面積は約7.2万平方メートル、シンボル的存在の10階建てR&Dタワーを中心に特別実験棟などの各施設が配置されている。
同社は、創立40周年の節目となる2008年(平成20年)にテクノパークを竣工。「“知”の創造と継承」をコンセプトに研究開発環境を整備し、研究開発者の創造性を高めるとともに、技術の創出や融合による先進的で価値の高い診断技術の創造を目指している。
見学会ではまず始めに同社及び同センターの概要ビデオを観たのち、各施設を回った。セントラルオフィスでは同社の歴史と技術を画像で紹介、テクノキューブという装置を使って観ることが出来る。その後、敷地内を回り、R&Dタワーを見学。内部はラボスペースとオフィススペースを同一フロアにし、自由なレイアウトで円滑なコミュニケーションが図れる構造。また、同社発祥の原点である赤血球分析装置も展示されている。
敷地内には研究施設だけでなく、「瞑想の部屋」などのモニュメントが設置されている。また、日本庭園や茶室もあり、遊び心も併せ持った環境を作り、文化と科学の融合から新しい発想が生まれることを期待している。
先端医療産業都市を整備する神戸市にあって同社の掲げる企業理念(SysmexWay)のもと生み出される先進技術が、今後ますますその発展に欠かせないものとなるに違いない。 当日は雨も予想されたが見学会終了まで降ることなく、無事に終えることが出来た。
見学会終了後、西神オリエンタルホテルに会場を移し交流会を実施。会員及び参加 者相互の親睦を図った。
|