現在の場所:ホーム>20年度活動報告>4月-兵庫ブロック
マーク小(社)関西ニュービジネス協議会

NBK20年度活動報告
■兵庫ブロック 起業の鉄則研究会
  (リーダー:小林宏至常任理事)

4月度研究会

 平成20年4月12日(土)15時から甲南アセット大開ビル別館5階会議室にて本年度最初の
「企業の鉄則研究会(俗称:小林熟)」が開催された。
 本会は、平成16年5月8日(土)に”ベンチャー企業はなぜ成功率が低いか〜ベンチャー
企業家に望まれる事”として神戸駅前パルオフィスにて第一講がスタートしたもので、その
後会場が17.10.8大開ビルへ、19.9.8からは同別館5階へと移転したもので、小林リーダー
(塾長)のもと平均して25名前後の参加者を集め、和気藹々とした雰囲気の中で講義、質疑
応答、時には出石方面などへ出かけるなどして、起業への研究が行われてきたものである。
 今回は、又、新年度のスタートにふさわしく、新規参加者が多数集まり総勢24名で3人の
講師のお話を承り、活気溢れる研究会となった。

◆「海外ファンドについて」 
 (有)ユートピア総研・代表取締役: 藤井 宏一氏
・現在の不況の原因は現政治の不安定によるものであり、こうした背景の継続の結果として、
 平成20年4月1日午前0時現在で国・地方合わせて*1,083兆728億5984万2338円の借金が
 あり、いわゆる財政赤字は増え続けている。
 *話の中では概算1,000兆円と説明された。
・国の財政が破綻すると、ハイパーインフレ(猛烈な勢いで進行するインフレ)になる
 (過去破綻した国はいずれもハイパーインフレになっている)。
・その結果、円の価値が下り、ドルやユーロ・元は円に対して価値を上げる。つまり、円安、
 外貨高となり預貯金だけの運用ではインフレリスク・カントリーリスクの分散は出来なくなる。
・分散投資が最適解決法として検討されることになる。
・オフショア(海外)ファンドの活用について――詳細解説
 @10年以上使わない余裕資金で投資
 A15%運用で5年で2倍以上、10年で4倍に
 B世界一のマン社(英国)のヘッジファンド
 C景気サイクルを利用した運用法―ドルコスト平均投資法

◆「インターネット・ホームページの有効活用のポイント」
 Webサイト企画制作Vingt et un 代表: 山本 茂史氏
・ホームページはコミュニケーションをとるための道具である。
・製作者から見て、企業(クライアント)とユーザーという2種類の異なったお客を相手にし、どちら
 にも満足していただかねばならない。
・ポイントは検索エンジンの最適化(Search Engine Optimization)にある。
・検索エンジン最適化の対策――此処で熱気を帯びた議論となる――
 @キーワードの想定――客が何によって検索するか?
 Aページのタイトルを大事にする。
 BMETA(ロボット型検索エンジンのHTML記述方法)ヘッダー情報としてキーワードと概要は
  必ず入れる。
 Cリンクをいっぱいつけることは、極めて重要、などなど
 D補足事項として  
   ・画面のコントラストは白黒で横文字、ゴシック   
   ・文章は3行ごとに間隔をあけること   などが客を引き付けるポイントとなる。

◆「QRコード、バーコードに変わる次世代のデファクト・スタンダード カラーコードTM」
 株式会社イー・メディア 代表取締役: 芳崎  広氏
・これは一つのビジネスチャンスとしての提題であった。
 ※バーコードは、読み取りの速さと正確さ、操作性の高さなどの特徴から広く普及してきたが、
  情報量の増大化の市場の要求から2次元コードが生まれた。
  2次元バーコードも、バーコードが積み重なったスタックドバーコード方式からマトリックス
  方式へと進化してきた。
  QRコード、PDF417、DataMatrix、Maxi Codeなどその例である。
・ColorCodeはQRコードに代わるものとして、今までの黒白コードからデザイン性の優れた特徴
 を持っている。2004年に日本にやってきた。韓国で開発。

*プレゼン・スタート時でトラブル発生、時間が足りなくなり若干物足りないものと成ったか゛、
 本日の3件とも続編を期待して終了、有意義な研究会となった。

 終了後、恒例となった近くの料理屋に移動し、ここでも時間不足が感じられた交流会となった。