滋賀ブロックの6月度例会を琵琶湖ホテルで開催した。
産学官の連携を深め県内の新規産業創出に向けた支援活動を実施していくことを
目的に、本年度2回目の例会を2部構成で開催した。参加者は15名である。
今回は、「小舟木エコ村プロジェクト」を展開する、株式会社地球の芽の取締役、
飯田航氏に講演いただいた。
またNBK事務局から販路マッチングナビゲート事業とNBK大賞の説明を行った。
株式会社地球の芽が展開する「小舟木エコ村プロジェクト」とは、人と自然の関係が
育まれるライフスタイルを提案する街を目指して、特定非営利法人エコ村ネットワーキン
グが提唱した「エコ村構想」を実現させてきたものである。
家庭菜園を楽しみながら、環境にやさしい暮らしを考え、実践する街「小舟木エコ村」
が近江八幡市小船木町に誕生した。敷地約15ヘクタールに368戸の住宅をはじめ、
コミュニティーセンター、農産物販売所などを建築する。平均約244u(74坪)の敷地
には約33u(10坪)以上の菜園が設けられ、庭などの散水に利用する為の雨水タンク
や堆肥用のコンポストを各戸に設置。自然と人とのつながりをテーマにした暮らし方を
提案している。2001年度より、宅地造成が開始され、本年度「まちびらき(入居開始)」
が行われる全国でもまだめずらしい滋賀発の本格的エコビレッジである。
この事業の企画・提案したのが、株式会社地球の芽。食農やエネルギーなどの課題
ごとにNPOと協働しながら、住民たちと新しい街づくりを進めている。
講演終了後、懇親会場に場所をかえ和やかな情報交換を行った。
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